研究の社会実装が目標です
滋賀医科大学の再生医療開拓講座は、株式会社バイオジップコードとの共同研究を行っており「産学連携講座」です。小島秀人特別教授及び仲川孝彦特任教授を筆頭とした、再生医療開拓講座で研究されている成果を、株式会社バイオジップコードが社会実装することを目標としています。
「社会実装」という言葉は、「社会技術」という概念から生まれた言葉です。すなわち、「人間や社会のための科学技術」という意味で、研究での成果を社会問題解決のために応用、展開することを意味します。
*2023年1月24日 株式会社バイオジップコードは、株式のすべてを小島史久氏が譲り受け、個人所有の会社となりました。
*2024年4月1日 株式会社バイオジップコードは、増資によりKIYAN MEDICAL株式会社の関連会社となりました。
共同研究とは
共同研究とは、大学と民間機関などが対等の立場で、共通の課題について共同で研究を行う制度です。大学は民間機関から研究者や研究経費を受け入れ、学外との連携を図り、優れた研究成果を生み出すことを目的としています。
株式会社バイオジップコードから委託を受けて、滋賀医科大学の教員が業務として実施する研究です。研究に要する経費は、委託者である株式会社バイオジップコードが負担しています。(再生医療開拓講座に対する寄付金を除く)
COIについて
医学系研究の利益相反(COI)に関する共通指針については、こちらのページ(糖尿病学会 利益相反について)をご参照ください。
日本国においては、科学技術創造立国を目指した取組の一環として産学連携活動が推進されています。大学や公的研究機関等における研究成果を社会に還元するため、企業との共同研究や技術移転といった産学連携活動は適正に推進されるべきものであるとされています。
その一方で、複数の業務が実施される場合、関係する個人・機関それぞれの利益が衝突・相反する状態が生じ得る。これは、活発に研究活動が行われ、産学連携活動が盛んになれば、必然的であり、不可避的に発生するものであります。*
共同研究講座ではそのためCOIの開示を含む、適切なCOIの管理を行っております。